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日本が中心にある世界地図はもういらない。-株式会社クロス・マーケティンググループ五十嵐 幹氏が目指す、真のグローバル企業とは?

India
2003年の設立から5年半というスピードで東証マザーズに上場し、アジアNo.1の総合マーケティングカンパニーを目指すクロス・マーケティンググループ代表取締役の五十嵐氏。彼が考えるグローバル企業としてあるべき姿とは。また求める人材とは。

株式会社クロス・マーケティンググループ  代表取締役社長

2014.01.14

学生時代の原体験が、海外進出に繋がった。

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現在、月に一度は仕事で海外へ行かれる五十嵐社長ですが、初めての海外経験はいつだったのでしょうか?

初めて海外に行ったのは、大学一年生の時に教授に勧められて参加したスタンフォード大学のサマースクールです。当時まだ海外留学経験者が少ない時代に海外へ飛び込み世界のさまざまな環境や人種の人と接触しいろんな刺激を受けたことは、今のチャレンジ精神やベンチャースピリッツの原点になっているのかもしれません。

その後、卒業旅行でアジアやヨーロッパ、アメリカにバックパッカーで行き、改めて世界の広さを実感しました。そういった経験からも、いつかグローバルで仕事をするということは、当たり前になっていましたね。

最初の海外拠点としてなぜ中国を選ばれたのでしょうか?

約6年前に上海に行った時、当時の中国では今後の成長を期待し街中に活気がありました。人の多さだけではない、都市開発のスピードやスケール感などから市場としても大きなビジネスがあると感じました。

当時の中国の成長率が年率15%〜20%位だったので、「この成長の著しいマーケットでビジネスをしたい、そして中国でNo.1をとりたい」という強い想いから、中国に拠点を置くことを決めました。

海外で働きたいのであれば、今すぐ行動に移すべき!

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中国進出で、苦労されたことを教えて下さい。

中国で新規事業を立ち上げるための人材を探すのが大変でした。6年前に上海を訪れ、新規事業の構想を開始してから2年は模索しましたね。当時、英語を話せる人はもちろん社内外に多くいましたし、中国語を話せる人も少数ではありますが見つかりました。しかし、新たに新規事業の立ち上げができるようなタフさや実行力、可能性を持ち合わせている人はいませんでした。

そんな時に、中国で日本人のビジネスマンが集まる懇親会があり、現地で苦労しながらも成果を出している若者との出会いがあり、彼に中国拠点の立ち上げを任せることにしました。

なぜ彼に中国拠点を任せようと思ったのですか?

彼は、日本以外の環境で働いても生き残っていけるタイプだったからです。海外での留学経験があるとか英語が話せるとかではなく、彼なら現地の人たちとコミュニケーションを取り、現地に根付いて生きていくことが出来ると感じたからです。

彼がそうであるように海外で働きたい人に伝えたいことは、「海外で働きたいのであれば、今すぐ行動に移すべき!」ということです。考え過ぎずに、早く現地に行くことが大事です。戦うべき相手は日本ではなく世界なので、いつか行ってみたいと日本で二の足を踏んでいては駄目です。そこで迷っている時点で遅いと思いますね。

君は、世界市場をどの視点から見るか?

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-どのような戦略を持って、アジアへの進出を考えているのでしょうか?

弊社は2013年に創業10年目を迎えたのですが、新たな10年を「第二の創業期」と考えて、「アジアNO.1の総合マーケティンググループ」を目指しています。

先進国からすると、アジアの国々をまとめて一つのアジア市場、したがって、アジア市場全体を見据えたサービスを作り、それをアジアに進出したい日系企業だけではなく、欧米企業に対しても展開するつもりです。

日本以外での新規ビジネスを構想した時、どの視点から世界市場を見るかによって事業展開の仕方は変わってきます。日本人は常に日本を中心に世界地図を見てしまいます。しかし、その地図は世界の標準ではないことに気付かなければいけません。インドの地図はインドが中心であり、アメリカの地図であればアメリカが中心です。

私たちはサービスを世界に展開するために、まず、今後さらに成長著しいアジア大陸に注力していくつもりです。まずは、これまで日本で展開してきたコアビジネスでもあるリサーチ事業を中心とした様々なマーケティングサービスをワンストップ提供でしていきます。更に、中国、インド、東南アジアという3つの経済圏に分けられたアジア大陸においてネットワークを構築し、各エリアにおいてもワンストップでサービスを提供していくことが重要です。

さまざまなご縁があり、既に中国やインドでの拠点作りは進んでいるので、これからは東南アジアでの拠点作りを本格化しています。10年後には、アジアパシフィックの中で存在感のある企業にしたいですね。そして、「アジアパシフィックでマーケティングの依頼をするなら、ぜひクロス・マーケティングに頼みたい」という状況を世界で作っていきます。

 

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