ジェットエントリー REERACOEN
週刊ABROADERS
ABROADERSに挑戦
アジア最新情報

アニメや漫画など、日本のコンテンツをアジアに出す – 株式会社トキオ・ゲッツ山田奈津子氏が海外事業を担当して見えてきた可能性

Indonesia
映画やアニメ・マンガなどのコンテンツなどを用いたキャラクターライセンスビジネスなどを展開するトキオ・ゲッツ。近年海外進出もする同社において台湾拠点を立ち上げ、今年5月からはインドネシアに赴任している山田氏は現地ではまだ馴染みの薄いキャラクタービジネスの浸透に奮闘している。

株式会社トキオ・ゲッツ  インターナショナルディヴィジョン チーフマーケティングディレクター

2015.01.06

日本には強力な武器がある

yamadanatsuko1_2_2

御社の事業内容について教えて下さい。

私たちトキオ・ゲッツは、エンタメ・タイアッププロモーションをビジネスの主軸とする会社です。

具体的には、商品広告やパッケージに人気俳優やアニメキャラクターなどを活用することで広告効果を高めるなど、映画やアニメ・マンガや音楽などのコンテンツを用いて企業のセールスプロモーションの目的に合わせた企画を提案しています。今年で17年目、このような分野においてはパイオニア的な存在です。

少子化が進む日本において将来を不安視するコンテンツビジネスの企業も多いのですが、日本にはアニメやマンガなどの強力コンテンツがたくさんある。この事業なら海外でも通用するのではと、当社も3年前に台湾とインドネシアのジャカルタに進出しました。私は台湾オフィスを立ち上げた後、今年の5月からジャカルタオフィスに駐在しています。

台湾とインドネシア、それぞれどういう理由で選んだのでしょうか?

台湾は親日家が多く、日本と地理的距離も近い。それにアニメなどにも既に親しみがあり、直近の実績が作りやすいのではという目論見がありました。一方インドネシアは子どもの数が多く、「これから」という印象の強い国です。将来的なマーケットへの期待から選びました。台湾は短期的、インドネシアは長期的視点で選びました。

私は台湾進出の事業責任者として最初は出張で日本と行き来していたのですが、その中でありがたいことに大きな案件が決まりまして。他にもいくつか順調に仕事が来ていたので、「だったらオフィスも作らなきゃダメだよね」という流れに。オフィス開設よりも仕事が先でした。

急いで会社登記して採用も始めて、一次面接なんかはスカイプ面接で。私にとっても初めての体験ばかりでした。立ち上げのスペシャリストではありませんから、今思えば力技で乗り切っていましたね。応募者に「会社は多分このエリアになると思うんだけど通える?」と訊いたり、入社日は「本当に来てくれるのかな」なんて不安になったり、お互い不安の中だったとは思いますが、以降は順調に実績を出せています。

インドネシアの方は社長がメインで立ち上げしていたのですが、マーケットが未成熟なだけあって最初はビジネスの浸透に苦戦したようです。私は台湾立ち上げが落ち着いた後は日本国内に営業として戻っていたのですが、社長に「お前もそろそろ暇じゃないか」とインドネシアに呼ばれました。

自分が動かなければ何も始まらない

yamadanatsuko1_3_2

激動ですね! 山田さんはトキオ・ゲッツに新卒で入社されたのですか?

昔は海洋学に興味があったので東京海洋大学を出て、卒業後は防護服を扱う化学系の会社で営業を2年していました。その後、トキオ・ゲッツにアルバイト入社し、正社員になり今に至ります。

それぞれの経験は何だか一貫性が無いようですが、今思えばそれぞれに当時ビビッとくるものがあったのかもしれませんね。私が海外事業の担当に選ばれた理由も、営業として社内で誰よりもこのビジネスについて詳しかったというのもあるかとは思いますが、社長も私のチャレンジ精神を買っていてくれたのかな、と思います。

私、元々海外志向があったわけではないんですよ。それでも海外事業に魅力を感じたのは、未知のものや場所に飛び込むことに対して昔からあまりハードルを感じない自分の性格が関係しているかと思いますね。

でも、初めてづくしの環境で成果を出すのは大変ではありませんか?

そうですね、最初は疑心暗鬼もありました。でも何度も台湾に足を運び、そこで人との出会いや会話を通じて、新たなビジネスの可能性の広がりが見えたんです。だから、深く悩んだことや強い不安に襲われたことって今まで仕事してきた中であまりなくて、「なんとかなるだろう」と思ってやってきました。

海外で仕事をしてみて強く思うのは、とにかく「自分が動かなければ何も始まらない」ということです。だからこそ自分の実力や真価が問われる恐怖感が全く無いと言えば嘘になるのですが、一旦乗り越えてしまえば、自分にはとてもいいチャンスが与えられているのだという捉え方ができるようになります。

お酒が好きなので、飲みの場で人と語れば大抵の悩みは解決できちゃいますね。海外にいるからといって後ろ向きな考えには陥りたくないと思っています。

 

海外転職エージェント トレンド

ABROADERSの更新情報をいち早くお届け

ABROADERSの最新情報は、Facebookで随時UP中です。
「いいね!」を押して、最新情報をゲットしよう!

コメントする